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次の日。授業では、先生の話なんて無視しているかのように、後ろの席の友達、舞と話していた。ふと視線をそらした先に映ったのは、なぜか、聖だった。聖は、ひたすらノートを書いている。
………エライなぁ。
「春ちゃーん、もしもーし。」
えっ。あっ!!
我に還った。
「あっ、ごめんごめん。」また舞と話していたら、授業はとっくに終わっていた。
時間がたって、部活を終えたあと、部活仲間の、由紀と恋話をしながら帰った。とはいっても、由紀の恋話や、○○さんと○○君ってできてるんだって。みたいな噂話を、黙って聞いているだけだった。
「また明日ね!!」
由紀と別れて、途中から一人で帰宅した。
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