涼宮ハルヒの教授

あぁとうとうやって来てしまった。この時期が…
ハルヒに振り回され、大抵の困難は乗りきって来たさすがの俺でもこればかりはどうしたらいいものか
だいたい俺が今こんな風に焦っているのは、授業中だというのに俺の後ろでぐうすかと寝ているはた迷惑な団長さんが、テスト前だというのに「SOS団は部活じゃないんだから年中無休よ～もしかしたらこういう時に不思議が油断してひょっこり出てくるかもしれないじゃない」とほざいているので、俺の勉強時間はフツーに生活している人の比ではない…
だいたいハルヒ！お前も少しは勉強したらどうだ！不思議なんていうものはなぁ灯台もと暗しで案外近くにあるものなんだよ！それにだもし油断してたとしたって、異世界人がこんな何でもない高校の一室にくるもんかねぇ。
と、俺も言ってやりたいのだがハルヒの奴は聞く耳を持たないだろう。
少しは俺の事も考えてくれよ
カムバック！俺の日常！
最近はこの非日常を楽しんでいる俺だけどこういう時くらいはさすがに勘弁して欲しいよ、まったく。