第一章

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「あっつーい。ねぇ、翔ちゃーん、通信簿どーだった?」 「ちーよりは頭良いから余裕~」 「またあたしが罰ゲーム~?」 「なにしてもらおっかな~」 一学期最終日。 夏休みはもう目の前に近づいていた。 自転車の二人は楽しそうだ。 二人乗りで帰るのももう4年目になった。
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