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「いや!!!」
少女は、リアスと呼ばれる少年に抱きついた。
「一生、傍に居るって・・・守るって約束したじゃない!!!」
「姫・・・」
「お母様が殺されてすごく悲しかった……でも私は、あなたを何一つ恨んでなんかいない!!!」
少女がリアスを抱きしめる力を強くする。
「ーあなたさえ居てくれれば……私は、私は何一ついらないから!!!」
「姫………」
「ーーだから…だから……」
「ありがとう……姫、もうお眠りください………」
「え………?これ……って……ま……ほ………」
言葉を終える前に少女は、眠った。
そしてリアスと言う少年は、少女を抱き抱えベッドの方へと寝かせる。
「姫……いや、セフィア………たとえ私がここから消え去っても私は、帰ってきます。そしてもっと強くなってあなたをまた守ってみせます、だからその日まで…………」
そしてリアスは、仮面を外しセフィアの横に置いた。そしてリアスは、なにも無かったようにゆっくり消え去っていった。
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