聖華高校

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ガラガラッ 教室の扉を開ける。 教室内はざわざわと賑わっていた。 雫「どこでも適当に座っていいみたいだね。」 泉「じゃあ俺雫の隣っ!」 尋「…後ろ。」 雫「じゃああそこに座ろうか。」 ちょうど開いている席に座る。 そして尋達と話していると先生が入ってきた。 「席つけー。」 担任らしい。 でもその先生は先生とは思えない人だった。 いかにもホストをやっています、みたいな髪型と顔立ち、服装だった。 綾「えー、俺は1-Aの担任の仁科綾斗(ニシナアヤト)だ。俺はお前らのこと当たり前だが何にも知らねえ。だから自己紹介しろ。」 いきなりですか…。 俺の前の人が教壇に立って自己紹介を始めた。 綾「次、天宮。」 と生徒名簿を見ながら言う。 雫「はい。」 ゆっくりと教壇に上がった。 雫「えっと…、天宮雫です。よろしくお願いします。」 綾「天宮お前可愛いな…、襲われないように気をつけろよ~。」 雫「?はい。」 尋「(…意味分かってないな。)」
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