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そんなある日
池田が一人で
教室にいるのを見かけた。
何をやってるのか
わからなかったけど
どうやら
書きものをしていたようだ
それを見て
忘れものをとりに行く
フリをして
僕は教室に入った。
願ってもないチャンス
ドラマのような
シチュエーション。
とりあえず
いつものように
くだらない話しをして
二人で笑ってた。
夕焼けに
染まる教室。
「一ノ瀬って
好きな人いるの?」
「え?」
なんだか
心臓が破裂しそうだ。
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