Side 【H】

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最初に告白してくれたのは、アイツだった。 俺の事が好きだと言った。 正直、驚いた 当時、アイツは恋人に酷いフラれ方をしたとかで、屋上で時々泣いていた 俺はたまたま、その現場に出会し…励ましてやっただけだ それがきっかけで、アイツとは良い友人になった …気が付けば… 無くては成らない存在だった お互いに アイツの告白は 同時に俺の本音に気付かせてくれた 「俺も、好きだ…」 俺のファーストキスは アイツのものになった それを、ソイツに見られていた。
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