Side 【H】

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ソイツも同級生だった。 ソイツは、俺達が付き合ってるのを知られたらクラスの奴らにかわれる、自分をカモフラージュに三人でツルンでいればいい、と提案してきた。 俺はアイツがしたいようにさせようと思った。 アイツは「頼もっか」と照れ笑いした。 それから俺達は三人、仲が良いと思われていた。 男二人に女が一人 今、思えば、彼女…同性の友達が居なかったのかもしれない。 だから、いつも三人。 俺は二人を、心から信用してたから 自分が居ない時に二人で出掛けたり、遊んだりする事を止めなかった。 それが… あんな事になるなんて…
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