52人が本棚に入れています
本棚に追加
目を開けばそこは。
見知らぬ世界でした。
「ここどこだよ・・・・。」
私は不機嫌そうに呟き、辺りを見回した。
しかし、見知った建物は一つもなく、やけに白が目立つ家ばかりがあるだけ。
でも私はなんだかそれを知ってる気がした。
まぁ、気のせいだろうが。
暫くぼーとしていると、向こう側から誰かが走ってきた。
青い軍服のような服に、蜜色の髪がよく映える。
顔までは見えないが、そこそこ整っているようだ。
「そこの女を捕らえなさい!」
その人の一声で、鎧を着た人が三人位走ってきて、私を何処かへと引っ張った。
私は眠いので、抵抗しなかった。
最初のコメントを投稿しよう!