第壱話 学校の怪段

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「いい加減にしろっ!!」 私はソイツに、突き飛ばされた。 --デーンッ!! 「いったぁ……、なにするのさっ?!」 「俺がそんなに気になるか?」 「一応はね、だっていきなり変な奴を倒したと思ったら、今度は初対面の私に図々しく質問てくるし…。むしろ、私が聞きたい位よ」 因みにこれは、今私が思った事をそのまま、言葉に出しただけに過ぎない。 その反論に過剰反応(?)返しなのかはよく解らないけど、いきなり自己紹介的な事を言い出した。 「じゃあ…、一先ず名前と職業は教えてやるから。俺の名は、永山瑛慈(ナガヤマ エイジ)だ。職業は、さっき見た事をしてる」 『さっき見た事』とは、多分『怪物退治』的な事だろうと思った(自己理解って奴) 「でもって、明日から……。やっぱ辞めた」 よりによって、(多分)一番だと思われる話を喋らないとは…。 やっぱり、図々しいにも程があるっての!!
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