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更に書くと、コノ人は関西弁混じりの言葉を時々喋る。
「関西弁混じり」で喋る場合、何故か男になる。
(その混じりが、入った時は真面目モードに入っている。と言っても、いい位である)
「で、何でここに来たんですか?」
「それはぁ、勿論アナタに会いに来るためでしょう?」
「絶対に、違うでしょう…(棒読み)」
「ばれちゃった?テヘッ」
『テヘッ』って…
瑛慈は、完全に引いた…
「でも、ここに居るとちゃうのか?」
「…えぇ、一応」
真面目モードが入るのは良いけど、何時も唐突すぎるから少し困る。
零さんは、グラウンドの中央に座った。
「俺はな、ここに降りて来る奴らは、全てを破壊と滅亡を導く。昔から、耳にタコが出来る位聞かされたんや…」
「………」
そして、唐突に立ち上がって…
「だからぁ、ワタシがブッ潰す的な感じなのよぉ」
せっかく、いいとこまで格好良かったのに…。
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