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『ウオォォーーーー!!』
ギルドレイグは、吼えた。
突風が吹いた。
「何だっ?!」
「何が起こるんやっ!?」
『…………』
さっきとは、全然違う奴に見えた。
この姿を見たとき、俺は「争いを好まない」なんて嘘じゃないか、と思った。
「えぇか、瑛慈」
零は、瑛慈の耳元で言った。
「ああいうのは、何が起こるか解らんね。よく見てから、攻撃に行くわょ?」
「ハッ…ハイ」
また、良い所で元に戻るなんて…。
そう思っている暇は無い、ギルドレイグはこちらに来る。
「来るわよっ!!」
ギルドレイグは、二人に突進して来た。
零と瑛慈は、後ろによけて。
一気に、走り出す。
「一気に片付けるわよん!!」
「ハイッ!!」
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