零の独り言

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帰り道、私はスキップしながら帰って行った。 ケータイが鳴った、私はスキップを止めて電話に出た。 「もしもしぃ~?」 「俺だ…」 聞き覚えがある声、私は声色を変えた。 「なんや、お前か…」 「昨日はどうだった?」 「俺の部下は、すごいでぇ~」 「へぇ…、やっぱりココの担当は君たちにしといて正解だったよ」 「で、奴が言っておったが『この街が、いいや、世界が滅ぶ』って言っておったが…?」 電話の相手は、しばらく考えていたのか黙りこんで…。 「…その件については、こちらから結論が出たらすぐに電話する」 「わかった、じゃあな大将」 向こうは、小声で。 「大将と呼ぶのは止めろって、あれほど言ってんのに…」 「なんか言ったかしらぁ?」 「何でもない、じゃあな…」 電話を切った、零は太陽を見た。 「新しい、一日だわぁ~」
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