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「君とは、前から話したいと思ってたんだ」
「なんで?」
「それは……、いつか世界が滅びるって言う話。聞くかい?」
少女は、少し考えた。
「それって、怖い話なの?」
「怖い話という程、大袈裟ではないんだ……。でも……」
「でも……、何?」
その人は、少女にこんな事を聞いた。
「君は、怪物を見たことはあるかい?」
「怪物って、よくヒーロー番組で見る奴?」
「ちょっと、違うかな。でも、近いかもしれない……」
「テレビでは、見たことはあるけど。実際には、見たことがないよ?」
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