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「グッド・モーニングだなぁ~、生徒諸君!!」
腕を挙げて、元気よく挨拶する。
そういう、ハイテンションなのは『見慣れてる』訳でありまして…
ここにいる人達は、ほとんど大山先生の挨拶は『無視』しているんです。
「なんだよぉ~」
大山先生は、口を参の字(?)にして軽くグレた。
「今日から、新しくクラスメイトが一人増えるのにぃ~」
『新しく、クラスメイトが一人増える』と言う事を聞いたら、何故か先生を見る生徒達。
テイラから見れば『単純だ…』としか、言いようがない。
「どんな人なんですか?転校生って??」
誰かが、大山先生に聞いた。
「まぁまぁ、落ち着けって。廊下に待たせてるから」
どうやら、廊下にいるらしい。
「入っていいぞ~」
--ガラガラガラッ…
「失礼します…」
深々と、礼をしちゃって…………えぇーーー?!!!!!
テイラは、思わず転校生に指を差してしまった。
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