第壱話 学校の怪段

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「わっ…忘れ物を取りに、来たんです。どうしても、今日中に持って帰ろうとしたんですけど、すっかり忘れてたので…」 「そうかそうかぁ、じゃあさっさと取りに行った方がいいじゃろ。親御さんも、心配しとるじゃろうに。」 「はい~」 私は何故か、学校に入る事になった…。 ひとまず、用務員のおじさんが職員玄関の鍵をあけてくれた。 その次に、学校中の電気を点けた。 「これで、こわくなかろう?」 「ハイ、ありがとうございます」 「気をつけてなぁ~」 「はーい」 「行ったかのう…」 『さて、準備を始めるとするか。学校の怪段の準備でも…。』 用務員の…、いいや違う奴が学校を出た。
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