第壱話 学校の怪段

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グラウンドには、たしかに「光る階段」があった。 そこから、今までに見たことのない奴が階段を降りてきている。 それも、大量に…。 「何、アレ…??」 私は、自分の目を疑った。 「ウソでしょ…?」 一先ず、職員玄関に行った。 --ガチャガチャガチャ 「嘘っ?!鍵が掛かってる!?」 他に学校を出れる方法を、考える暇はない!! 「私は一体、どうなるのよ…。このまま、変な奴らに襲われて『ハイ、オワリー!!』だけは、絶対に嫌だっ!!だけど、他に出れる場所は…?」 テイラは辺りを見渡した、他に出入り口があるか。 生徒玄関は、とっくの間に鍵は掛かっているだろうし……。他の場所にある扉やら窓だって、鍵が閉まってる。 「一体、どうしたらいいのよぉー?!」 --ハ"リーーン!! 生徒玄関の窓が割れた、そこにいたのは。 『ミィー、つけたぁよぉ』 「ヨッ、用務員のおじさん?!」
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