始まりは・・

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私の恋人、舞が浮気をしている男、その彼女、桜は同じ大学だと知る。 今、講義を受けていると知り、桜に案内をしてもらった。かなり嫌そうだったが。 「ねぇ、君は彼氏を責めないの?」 「問い詰めて土下座させたわよ!!」 怒りのあまり、声が震えていた。 こんなに感情的になれる彼女が、少し羨ましく感じる。 自分は…抑えてしまうから。 「だけど、まだ関係は続いてる…か。一体、いつからなの?」 「ほんとに何も知らないのね。半年前からよ。」 「半年………か。」 調度その頃から、舞の行動に疑問を抱いていた。 学校行事や飲み会と称しては帰りが遅くなり、キスもセックスも拒みだした。 自分にも女の勘があったんだな、と不謹慎ながら笑いが込み上げて来た。 「薄々は感づいてたけど、中々聞き出せなくてさ。今日がその時になったわけさ。」
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