†記憶

1/4
前へ
/11ページ
次へ

†記憶

彼に招き入れてもらった部屋は、驚愕の広さだった。 冬子「凄ーい! 憧れちゃうなぁ。」 悠「…そう。」 冬子「?」 私は彼の反応が不思議に感じた。 彼と話した結果今日は眠ることにした。 悠「じゃあ、おやすみ。」 冬子「うん。おやすみなさい。」 私は自身の素性が気になって眠れなかった。 私は夢のなかで、不思議な声を聞いた。 ?「期限を… までだぞ…。」 そのまま深い眠りについた。 次の日 私は泊めて貰ったお礼に、朝食を作ろうと、キッチンに向かった。 するとそこには、悠がすでに朝食を作り終えた姿があった。 冬子「あっ、ごめんなさい。 手伝えなくって。」 悠「気にしないでいぃよ。 さぁ、食べよう。」 そう言って彼は笑顔を向けてくれた。 朝食後 悠「なにか、思い出せた?」 私は首を横にふった。 悠「そっかぁ。 しばらく家にいなよ。 僕は気にしないからさ。」っと言ってくれた。 冬子「ありがとう。」 私は彼の言葉に甘える事にした。 悠「じゃ、僕は学校に行かなきゃ。」 冬子「じゃぁ、私お掃除とかしとくね。」 悠「ありがとう。 助かるよ。」 そう言って、彼は学校に行った。 私は、お掃除と、ゴミだしをした。 拭き掃除をするために、彼の部屋に入ると、そこには仏壇があった。 そこには、女性の写真が置かれていた。 冬子「誰の写真なんだろう?」 気になったが、そっとしておくことにした。 夕方まで、時間が余ったので、私は散歩に出る事にした。 もちろん、夕食の下準備はすませてある。 そして、彼と出会った公園にたどり着いていた。 私はベンチに座り記憶をたどっていた。 冬子「あと1ヶ月。 1ヶ月!? なんなんだろう?」 しばらくして、私は悠の帰りを待つために彼の部屋へと向かった。
/11ページ

最初のコメントを投稿しよう!

5人が本棚に入れています
本棚に追加