5人が本棚に入れています
本棚に追加
次の日、
私は外に出ないで、悠と彼の父親がわかりあえないか。
お節介はわかっているが、なんとかしたいと私は考えていた。
夕方、玄関がノックされた。
冬子「お客さんかな?」
私は玄関のドアを開けた。
すると、そこには彼の父親が立っていた。
悠の父親「ん? 君はだれだい?」
冬子「あ、私は冬子といいます。
少し訳あって、泊めてもらっています。」
悠の父親「そうか、悠の彼女かな?」
彼の父親は少し笑いながら聞いてきた。
私は昨日のやりとり、話しについて聞いてみることにした。
冬子「昨日、悠から話しを聞きました。
あれって本当の事なんですか?」
彼の父親は少しの間黙っていだが、やがて口を開いて語ってくれた。
悠の父親「悠から聞いた話には、少し間違いがあるんだ。
悠にははなせていないんだが…」
彼の父親の話によると、
彼の父親は仕事の合間をぬっては、母親の入院している病院に通っていたという。
悠は学校に行っている間だったので、父親と会う事はなかったと言う。
しかし、母親にはその事は言わないようにと伝えていた。
最初のコメントを投稿しよう!