プロローグ

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冷たい床の上に、俺は倒れていた。 暗い、何も無い部屋。 気が付けばここにいた。 自分自身がどうやってここに来て、何故気絶しているのかわからない。 だが、誰かに襲われたと言う事は無いようだ。 暗くてわかり辛いが目が慣れてくると自分の体は見えてきた。 腕や足、服をめくってみても重そうな傷は見あたらなかった。
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