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周りを見渡してみると出入り口なのだろうか、ドアを見つけた。
起きたばかりの倦怠感のある体に鞭を打ち、体を動かす。
・ ・・ドアを開ければそこには、光が待っていた。
光にまだ目が慣れておらず、蹲ってしまう。
遠くもない距離から足音が聞こえ、自分の目の前で止まる。
影が出来て目を少しずつ慣らしていく。
「やっと起きたか、早くしなー。 映姫様がお待ちだよ。」
顔を上げると目の前には背の高い女性が立っていた。
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