プロローグ

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軽く欠伸をしてこちらを待っているようだ。 一息入れて立ち上がる。そうでもしないと貧血状態になってしまう。 「さて、顔色が悪いみたいだけど、こんな所さね。当たり前か。」 改めて自分の身なりを確認する。 黒のズボンに黒のYシャツ、ネクタイはつけていなかった。 そしてYシャツの上には純白の白衣。 そう、俺は医者だったのだ。 「すまないが、ここは一体どこなんだ?」
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