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橋本「で、まだ当分こっちに君もいるんだろう?…ん……次来る時は必ず私に声をかけてくれると助かるんだが……」
そういうと監督さんはマスターのえいちゃんさんにペンを催促したかと思うと、テーブルの上の紙ナプキンに数字を書き始め、その紙を私の手渡した。
橋本「これが私の携帯番号だ。坂田には聞きにくいだろう…?」
!
愛「…あの…っ…いいんですか?」
いきなりのその監督さんの厚意に私は驚いていた。
橋本「私も坂田に内緒で君に来てもらいたい時がありそうでな…。藤沢から君の番号を聞くのもおかしな話だろう。まぁ、もしもの時はここにかけてきなさい。」
そういうと監督さんはフッと笑った。
愛「…ありがとうございます……あ……今コールさせてもらってもいいですか?私の番号も……その登録してもらって構いませんか?」
橋本「…あぁ、そうしてもらえると助かるな……」
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携帯の番号の交換をした後、監督さんがこう言った。
橋本「藤沢には内緒にしていてくれよ?」
え?力に内緒?
愛「それはどうしてですか?」
橋本「アイツにバレたらまた厄介なことになりそうだろ?…ん……藤沢……嫉妬深くて独占欲強いタイプじゃないか?!」
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