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亮「で、おまえ、今日は練習出てこれそうなのか?やっぱムリ?」
力「さぁな……」
今日の練習……監督からは出るなと俺は言われていた。
亮「さぁな…って……なんだ?それ……自分のカラダの具合は自分が一番理解るんじゃねーの?」
練習に出たくないわけじゃない。
もちろん試合二日前だし、今日なんか大事な日なわけで……。
力「あー…もういいって……。
とにかくおまえは練習行けよ。俺はちょっと部屋で休むから……」
そう言って俺はそこを後にした。
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部屋へ戻る途中、今度はキャプテンに会った。
ちょうど部屋から出てきたキャプテンは俺を見つけたかと思うと足早に俺の方へと近づいてきた。
川上「おぉ…今、おまえの部屋に行こうと思ってたんだ……大丈夫か?腹の具合悪りーんだろ?」
完全にキャプテンも俺が腹の調子が悪いという嘘をを疑っていないようだ。
力「…大丈夫ッス…よ…」
川上「ん…?やっぱ元気ないみたいだな。心なしか顔色も悪いようだし……」
!?
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