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元気がない……?
そうキャプテンには見えているようだが、ただ俺は水月のことが心配なだけだ。
しかし顔色が悪いとは……
体調はそんなに悪くねぇんだけどな。
俺は結構メンタル面は強い方だ。
しかし水月のことを思い悩む時の俺はやっぱり例外なのかもしれない。
つーか、考えてみたらあんまり睡眠とってねーんだよな……。
単なる睡眠不足かも……。
結局、今朝5時過ぎまで俺は彼女を抱いていたんだから……そりゃ、疲れも顔に出るってもんだ。
力「…俺……部屋で休みます。すみません……キャプテン……心配かけて……」
川上「…いや、大事な二戦目前だしムリは禁物だ。とにかく今日はゆっくりして……」
そういうとキャプテンは手を上げてエレベーターの方へと歩いていった。
俺はキャプテンを見送った後、自分の部屋へと入った。
その時、ポケットの中に入れていた携帯のバイブが奮えだした。
…水月…?!
俺は慌てて携帯を取り出し、その主を確認した。
!?
力「…もしもしっ……」
『……藤沢の……携帯か…?』
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