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7TIME
《なんでｺｲﾂは時計に触れられることを拒否るのか…？》
｢それは…何だ？｣
｢ｿﾚﾊﾀﾞﾅ…。ﾄｹｲｶﾞﾓﾄﾆﾓﾄﾞﾚﾊﾞﾆﾝｹﾞﾝﾉﾅｹﾞｷ・ｶﾅｼﾐ・ｸﾙｼﾐ・ﾄﾏﾄﾞｳｽｶﾞﾀｶﾞﾐﾚﾅｸﾅﾙｶﾗﾀﾞ…｣
｢人間の嘆き、悲しみ、苦しみ、戸惑う姿が観れなくなるだと？ふざけんな💢お前はそんな事をしてでしか喜びを得られないのか！｣
｢ｱｧ。ｿｳﾀﾞ…。ﾔｻｼｷｶﾝｼﾞｮｳﾅﾄﾞﾄｳﾉﾑｶｼﾆｽﾃﾀ…。ﾀﾞｶﾗ…。ﾆﾝｹﾞﾝﾄﾞﾓﾉｱﾜﾚﾅｽｶﾞﾀｦﾐﾙｺﾄｶﾞｵﾚﾆﾄｯﾃｲﾁﾊﾞﾝﾖﾛｺﾋﾞﾆﾅｯﾀ。ｺﾉ、ﾄｹｲﾉｵｶｹﾞﾃﾞﾅ…。｣
｢何故、お前は優しい感情を捨てたのか？それは人間のせいなのか？｣
｢ｲﾔ…。ﾆﾝｹﾞﾝﾊｶﾝｹｲﾅｲ。｣
｢じゃあ。どうして…？｣
｢ﾑｶｼ…。ｵﾚﾆﾓﾅｶﾏｶﾞｲﾀ…。ｿﾉﾄｷﾊｺﾝﾅｶﾝｼﾞｮｳﾊﾓﾁｱﾜｼﾃﾅｶｯﾀ。ﾀﾞｶﾞ…。ｱﾙｼﾞｹﾝｶﾞｵｷﾀﾝﾀﾞ…。｣
｢ある事件？それはどんなのだ？｣
｢ｱｧ。ｿﾉｼﾞｹﾝﾊﾆｶｲｵｷﾀ…。ｲｯｶｲﾒﾊﾆﾋｬｸﾈﾝｸﾗｲﾏｴﾀﾞｯﾀｶ…。ｲｷﾅﾘｼﾞｶﾝｶﾞｸﾙｲﾀﾞｼﾀ…。ｼｮｸﾘｮｳﾃﾞｱﾙｼｮｸﾌﾞﾂﾊｶﾚｷﾚｲﾀﾞｯﾀｱｵｿﾞﾗﾊｱｶｸｿﾏｯﾀ。ﾅｶﾏﾀﾁﾊｸｳﾌｸﾆﾀｴｷﾚｽﾞｶﾞｼｼﾃｲｯﾀ…。ｿｼﾃﾆｶｲﾒ…。ｿﾚﾊｻﾝｶｹﾞﾂｸﾗｲﾏｴﾉｺﾄﾀﾞｯﾀ…。ﾏﾀ、ｼﾞｶﾝｶﾞｸﾙｲﾀﾞｼﾀ…。ｿﾉﾄｷﾊｽｸﾞﾀｲｼｮｻﾚﾀｶﾞ…。ｵﾚﾊｺﾄﾞｸﾆﾀｴｷﾚｽﾞｺﾉﾄｹｲﾀﾞｲﾆｽﾐﾂｲﾀ。ｿｼﾃｵﾚﾄｵﾅｼﾞｸﾙｼﾐｦﾆﾝｹﾞﾝﾆｱｼﾞｱﾜｾﾃﾔﾛｳﾄｵﾓｯﾀ…。｣
《200年前…。あの事件は…。あっ。前、確か図書館にあった時間配達人記録本(タイムデリバラーブック)によると…。》
ヨルダンというベテラン配達人が誤って時間を別の場所に届けたと言う事件だよな…。
そして３ヶ月前…。あれは新人の初仕事のことか…。
｢なぁ…。｣
｢ﾅﾝﾀﾞ…。｣
｢俺がお前の孤独。救ってやるよ｣
｢ﾅﾝﾀﾞﾄ…｣
果たして羅我は何を思いついたのか!
7time end
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