.01

5/5
前へ
/55ページ
次へ
「柚夏さまぁ‥ 僕、もう‥動けません」 「そうね、 今日 は 沙羅も頑張ったわね     ̄ 今日の練習はここまで! 1年はコート整備、2年は ボール拾いをしっかりやること」 『お疲れさまでした!』 あたしはテニス部に所属している 一応レギュラー。 柚夏と沙羅もレギュラーで 二人は黄金ペアと同じくらい ダブルスは強い そして、柚夏は部長。 冷静なプレイで相手を じわじわ追いつめていく 沙羅はアクロバティックに テニスを楽しんでいる あたしはシングルス専門 「さくら、帰ろう?」 「あたしジャンプ買ってから 帰るけど2人はどうする?」 「僕‥もうだめ、 疲れたから柚夏の 背中に乗って帰る」 「それは、私に おんぶしろという 意味なのかしら?」 「すみませんデシタ! お願いですからその黒い オーラをしまってくださいいい!」 「‥さくら、私不本意だけど このバカを送っていかなきゃ いけないから一緒にいけないわ」 「ふふっいつもご苦労様です じゃあ、またね!」 「さくらばいばーい 柚夏ーおんぶーっ」 「自分で歩きなさい」 .
/55ページ

最初のコメントを投稿しよう!

35人が本棚に入れています
本棚に追加