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いよいよ俊太に会うその日。待ち合わせ場所のコンビニに向かう間も私は緊張をごまかそうとはしゃいでいました。
「ねぇねぇ、真理恵!どんな人やろうね!」
「どんな人って…写メ通りじゃないのー?あんまり期待しない方がいいんじゃない?」
「そうかなぁ。でも写りが悪かっただけで案外かっこよかったりするかもやよー?」
「ゆうのかっこいいって普通とずれてるからなぁー…。」
「まぁそれは否定できないけど…。」
そんな話をして笑いながら私たちはコンビニに着きました。辺りを見渡しても俊太らしい人の姿はなく、
『ついたよー😃✨入口の右側にいるね😃🎶』
とメールを送り、しばらく待つと、
『ごめん💦あと少しでつくから❗』
と返事がきました。そのことを真理恵に伝え、5分くらいたったときに、
『遅れてごめん、着いたよ❗』
振り返ると、自転車にまたがったままの男の子がこちらを向いて少し照れくさそうに笑って右手を挙げていました。
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