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『戦争宣言を今ここに発表する!!!』
本格的な戦争の始まりだった…。
街中が歓喜と嘆きの声で包まれた。
企業のビルもデパートも遊戯場であるテーマパークもすべてが人々の声によって震えていた。
それは学校も例外ではない。
アルドラ私立高校。
生徒たちもやはり『宣言』を聞き、歓声をあげていた。
「アッシビア、アッシビア、アッシビア!!」
「……さぁ、どう動くか。」
辺りの歓声に反して、ひとりの生徒が小さく呟いた。
スラム街
アッシビア帝国の裏の顔がそこにはあった。
アッシビアに離反し、捨てられた人民たちの暮らす街。
その目立たない街の一角にジェノフォンとヨーギは来ていた。
「こちらチーム1・ゴールドファング、G2のヨーギ・ヨーティとG3、ジェノフォン・フリーグルだ。」
『了解。ゲート開きます。』
若い女性の声と共に建物のゲートが開いた。
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