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その問いに、メイの頭を叩いた赤髪の青年が少し面倒くさそうに答えた。
「あー…我々サルディブ軍・封印騎士団は極秘任務中の為に答えられません。が、俺らの団長を助けてくれたのはサンクス」
「なんだそりゃ。ま、別に関わる気は無いから良いけど、団長さん毎回こんな風に突っ走ってんのか?アンタも苦労が絶えないねぇ」
「ハハ……おかげでグロッグのオッサンはハゲちまってよ」
と、此処で今度はメイが赤髪の青年の頭を鞘で叩き、剣を収めてその名を呼ぶ。
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