第一章

33/40
前へ
/61ページ
次へ
――ドン!! と、闇夜を引き裂く様な轟音と閃光……衝撃波を撒き散らす大爆発を背に、ラウルは大きく一歩“踏み込んだ”。 「“安全圏”!!流石にアンタも自分を巻き込む様な真似はしねェだろッ」 そう、如何に強力な攻撃だとしても、それを放った者が自身の攻撃に巻き込まれる事は基本的に有り得ない。 ラウルが狙ったのはソコだ。 大爆発が起きたのはラウルを中心とした辺り一帯。
/61ページ

最初のコメントを投稿しよう!

13人が本棚に入れています
本棚に追加