閑話
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齢二十歳にして世界を二分する大国の頂点に立った青年は、鮮やかな青い髪を穏やかな風に靡かせて柔らかく微笑んだ。 しかし、儚げなその姿からは想像出来ない程の冷徹な部分を持っている事をシドは知っている。 「酷い話だと思うがな。“全滅するのが確認している先に兵を送る”なんてよ」 「いや、そうはならない様に“手は打った”んだけれどね?」 「ソレがあの竜騎士たった一人、とは俺からすれば失笑モンだぜ?」
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