閑話

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「だから、今言っただろう?帰って来るかはわからない、ってな」 対してシドは、目を細めながらも大胆不敵な笑みを浮かべながらユウの一手をはぐらかす。 そして、ターンシフト。 「寧ろ、アンタの方が知ってるんじゃないのか、“未来の事”は よ?……なにしろ、“時の女神”をその身に宿してるらしいんだからな」 その一手は、先程ユウが打った一手と同じ意味を持つ為、ソレに対してユウは当然と言うべきか、 「ん、何を言ってるかわからないんですけれどね?仮にも僕が、貴方が言う“力”を持っているならば、貴方に質問すらしないと思いますよ」
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