閑話

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と、シドの言葉を完全否定。 しかしシドはその答えに特に反応はしない。 なぜなら、お互いの手札……性格や能力、目的や思考はある程度、予想がついているからであり、更に、シドはこの一連の“闘い”の結果を既にその金色の瞳で“視た”からである。 「はん、やっぱりそう答える訳か。」 「貴方と同じ答え方をし、不満を言われる筋合いはありませんからね?」 「ま、良いさ。確かにアンタの言う通り、俺の答えを真似た答えに文句を言うならそれは、俺自身に文句を言う事になるんだからな」
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