双葉高校

5/18
前へ
/40ページ
次へ
「痛てッ!!」 「何を爆睡してんたよ。もう終わったぜ」 俺のスリーピング時間はセンのかなり強めの拳により崩壊した。 ってかマジ痛てえな。 「もう今日はこれで終わりだから部活見に行くぞ。剛も行くだろ?」 俺が痛がってるのを無視してセンは言う。 このマイペース野郎が。鈍感野郎が。イケメン野郎が。 「当然行くに決まってるだろ!」 と言いながら一人で勝手に進んで行く。わりとガチで。 「アイツ…場所わかってんのか?」 センが何か言ってたがその言葉は聞き取れなかった。
/40ページ

最初のコメントを投稿しよう!

478人が本棚に入れています
本棚に追加