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「ここはどこ?私は誰?」
とりあえず記憶喪失キャラをして精神を落ち着かせる。
落ち着くわけはないけど。
とりあえず一人で出ていったまではいいが…途中で楽しくなったのが失敗だった。
これもセンの作戦だったのか!おのれ、セン!!
「バスケ部ーってどこにあるんだー」
とりあえず叫ぶことにした。
「あの…」
「うぉぉぉ!?でかっ!」
剛が後ろを向くと2m近くある身長の大きな男が立っていた。
デカすぎだろ!!
だが好都合!コイツはバスケ部に違いない!
「その身長…お前バスケ部だな!助かった!」
「…バスケ部はやめておいた方がいいよ。」
「はあ?」
「意味を知りたいのなら体育館に行ってみれば?」
体育館って…今さっきまで寝てたとこじゃん!
「まぁよくわかんねーけど…わざわざ教えてくれてサンキューな!」
俺は再び勝手に進んで行く。残された大男は一人何かを呟いた。
「男子バスケ部は…」
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