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?「ゴラァ、くそ餓鬼が早く降りてこいや!!」
俺と美咲のほんわかした時間をぶちこわす怒声が聞こえてきた。
健治「ヤベっ、急ぐぞ美咲」
美咲「う、うん」
俺と美咲が急いで下に降りると鬼と化した母、早苗(サナエ)がリビングのイスに腰掛けていた。
健治「わりぃ、母さん」
美咲「お母さん、ごめんなさい」
母さんのあまりの鬼面に美咲はブルブル震え、涙目になっている。
早苗「みーちゃんは悪くないのよ。…悪いのはそこのくそ虫なんだから」
母さんは美咲のことをみーちゃんと呼ぶ。にしてもくそ虫って俺か?
同じあんたの子供なのにこの差っていったい……まぁ、いいや。《いいんかい!》ビシッ
痛っ!だれだ、今ツッコミやがったのは。《あっ、どうも。作者です。これから健治の心の中でちょいちょい出てきますのでよろしく》
ふーん、あっそ。《酷っ!俺の扱い軽っ!ねぇ、作者だよ?一番偉いんだよ?》うるせぇな、殺すぞ。《う、うわーん。》アホが逃げて行ったのでやっと飯が食える。
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