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時は過ぎ現在放課後。《めんどくさいとかじゃないんだからね。か、勘違いしないでよね。》…きめぇ作者とかはおいといて。俺は教室で玲奈を待っている。
玲奈「ゴメンね、健ちゃん。待った?」
正直結構待った。でも女のコにそんなことはけして言えない。だって紳士ですから。
健治「うんにゃ、大丈夫だよ。早く帰ろうぜ」
玲奈「うん。エヘヘ。」ダキッ
そう言って玲奈は腕に抱きついてきた。やばーい、腕にやーらかい感触が気持ちいい…じゃなくて。
健治「れ、玲奈離れろよ歩きにくいじゃないか」
玲奈「嫌なの?」ウルウル
ぐはぁ!涙目+上目遣い=萌えの方程式が成り立っちまった。そんなことされたら断れないジャマイカ。
健治「うっ、ち、ちょっとだけだからな」
玲奈「うん。健ちゃんだーい好き」ギュー
…………余計だきついてきやがった。くっ、耐えろ、耐えるんだ俺の鋼の理性。
健治「た、ただいまー」
セーーーフ。耐えた。よくがんばった俺。しかし、帰ってる途中いろんなオバサマ方からの視線&ヒソヒソ声がハンパなかったな。
トテトテ ギュッ
美咲「お帰りなさい、お兄ちゃん。」ムニュン
ブッ
健治「もう無理ぽ…」バタン
そこで意識が途絶えた。
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