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ジェシカ怒りながら登場
ジェシカ
「全く!嫌になるわ!」
ハリー
「どうしたんだいジェシカ?なんだか物凄くイラついてるみたいだけど。今朝飲んだ固体の牛乳が腹の中で軽快なステップでブレイクダンスでもしてるのかい?」
ジェシカ
「そんなことじゃないわよ!私がイラついてる理由は一つだけ!なんでこの作品は小説のカテゴリーなのに内容は役者が持つ台本のようなわけ!?」
ハリー
「それはやっぱり今時の流儀だからじゃないのかな?色んな人の作品の5割方はこんな感じだと思うけど。そんなことよりフランス産のチーズはどうだい?今度のは完璧に発酵してるはずだから凄く美味しいと思うよ?」
ジェシカ
「皆がそうだからこっちも同じにするなんて嫌よ!反吐が出るわ!大体あんまり軽々しく小説…いえ、小説なんて呼んだらちゃんとした作家達に失礼ね。台本なんて作らないで欲しいわ!あぁもう気分が悪くなる!」
ハリー
「おやおや、やっぱり今朝の発酵牛乳が当たったようだね。やっぱりチーズの自主制作はしないことをお勧めするよ。」
ジェシカ
「いい加減乳製品から離れてハリー!とにかく!私は今から会社に講義しに行くわ!これ以上愚作を増やさないよう言ってやるんだから!」
出て行くジェシカ
ハリー
「おやおや、愚作か良作か決めるのは各々の価値観である気もするけど…。まぁ彼女の言うことにも一理あるかな。さてと、この間買ったブルーチーズでも食べるとしようか。」
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