変化

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でもそれは、単に自分は女なのに女が好きって事は、自分は本当は男に生まれるはずだったんだという・・ 実に単純な思いこみからだった だが当時は思い込んでいたので、すっかり男らしく振る舞う事が習慣づいていた 女らしい格好なんて似合わない 恥ずかしい しかしその間も葛藤はあった どんなに似さしても、私は男になれない 男だったら良かったのにで終わる苦痛が付きまとった
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