1、想い出と姿

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  上「あんなのじゃ…ダメ…?」 紳助「せや。元気でなんぼのお前が、元気やないのはみんな調子狂うんや。  力が目覚めてないからって、そんなことで迷惑やて2人とも思うてない。俺には分かる。  上地の力が目覚めるまでは2人で頑張って、お前の力が目覚めたら3人で頑張るんや。やから気に病むことないで。  それが分かったら、ちゃんとつるのと野久保に謝ることや」 上「そっか…ありがとっ 紳助さん!! オイラ、つる兄とノックに謝ってくる!!」 紳助「あぁ。そうせぇ」 上「はい! 失礼します!」 上地は勢いよく紳助の楽屋を出て行った。 紳助「それでこそ羞恥心や。」 紳助は一人になった楽屋で呟く。  
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