1、想い出と姿

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  上「…つる兄…のく…」 野「え?」 いきなり口を開いた上地に野久保は驚いた。 それはつるのも同様だった。 野「どうしたんですか?ゆ-ちゃん。」 上「…あの…ごっ…ごめんなさい!」 野「え?」 上地は何でも唐突だ。 またもや驚いてしまう。 上「オイラ、自分勝手だった…  ホントごめん…」 野「ゆ-ちゃん?」 つ「…遅ぇんだよ、お前は」 野「つるのさん…」 つるのがようやく口を開いた。 顔には多少、笑みが見える。  
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