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共演者もこの空気を読み取り、番組に取り組んでいく。
その中で、やはり表情が変わらなかったのは上地ただ一人だけだった。
──オイラだって…つる兄とノックと同じ…ユクシーの生まれ変わりなのに…
そんなことを思いながら上地は、ヘキサゴンコールを呟くのであった。
収録が終わり、楽屋へ戻った3人は、それぞれ自分たちの座るイスに腰掛ける。
口を開いたのはつるのだった。
つ「ゆ-すけ。今日の収録の態度はなんなの?
アレじゃあ、みんなに迷惑かけてる。
いつもの"ひまわりパワー"はどうしたのよ?」
上「むぅ~…」
野「まださっきのこと、スネてるんですよ。ゆ-ちゃん」
上「別にスネてないべ」
つ「スネてんじゃん」
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