1、想い出と姿

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  上地はしぶしぶ立ち上がり、紳助に着いて楽屋を出て行った。 楽屋は、つるのと野久保の2人だけとなった。 つ「ふぅー…」 つるのは大きくため息をついた。 野「お疲れ様です…(汗)」 野久保は言いにくそうに、つるのに話しかける。 つ「あぁ…。ゆ-すけのヤツ、なんなんだよ…。」 野「しょうがないですよ。力が目覚めてないのはゆ-ちゃんだけになっちゃいましたから」 つ「そうなんだけどさー…。収録中にあの態度はダメだろ?」 野「まぁ そうですよね…。」 つ「それを言ってるのに…  はあ…」 つるのは再度ため息をつく。 上地のことを考えてこその、ため息だった。 つ「ど-したんだよ、ゆ-すけ…」  
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