1、想い出と姿

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  その頃、上地は紳助の楽屋に来ていた。 ドアノブには「入るな!」と書かれた紙が貼られている。 紳助「どないしたんや、上地。    なんかあったんか?」 上「…。」 紳助「黙っとったら分からへんやん。 そんなに俺が信用ないか?」 上「いや…」 紳助「じゃあ言うてみ?」 上「うん…」 しばらく渋っていた上地は重たい口を開き始めた。 上「あのさ、紳助さん…」 紳助「なんや?」  
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