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その頃、上地は紳助の楽屋に来ていた。
ドアノブには「入るな!」と書かれた紙が貼られている。
紳助「どないしたんや、上地。
なんかあったんか?」
上「…。」
紳助「黙っとったら分からへんやん。 そんなに俺が信用ないか?」
上「いや…」
紳助「じゃあ言うてみ?」
上「うん…」
しばらく渋っていた上地は重たい口を開き始めた。
上「あのさ、紳助さん…」
紳助「なんや?」
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