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そこで詰まり、なかなか口に出せない。
紳助は、ずっと上地の口が開くのを待っている。
紳助「ええんや、上地。ゆっくり自分の気持ち、吐き出してみぃ」
上「…オイラ…つる兄とノックに迷惑かけてる…」
紳助「なんでそう思うんや?」
上「悪魔倒す時だって、オイラは何の力もないから、ただ見てるだけで、そこから掘り起こしてみても…普段から迷惑かけて…」
紳助「それは違うで、上地。」
上「へ?」
思わぬ返答に、ついついマヌケな声が出てしまう。
紳助「それは違うて言ってるんや。お前のすることを迷惑なんて思うてないで、2人とも。
それよりも今日の収録中の態度がみんなに迷惑かけたで。
出演しとるヤツらもお客さんも…
上地があんなんじゃアカンのや」
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