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「よし!完成っ♪」
我ながら上出来だなーっ♪
今日は美亞の大好物のハンバーグーっ
あと、お姉様の希望通りコーヒー付き!
ふははっ、ぬかりないな、俺!!(笑)
ガチャッ
「んー!いい匂いがするぅ♪」
「美亞おかえ…りっ!?…なぁ美亞、なんで美嵜に首輪がついてんの…?」
「だぁってー起きないんだもんっ!」
「伊織…助けて…(泣)」
…この光景…めちゃくちゃ泣けてくるな、うん…
美嵜のが兄貴なのに…
可哀想に…
「いおにぃ!早く食べよ♪僕お腹空いちゃったぁ」
「あ、そうだな!美亞、机の上にみんなの分のハンバーグのせて?」
「うんっ、わかったぁ♪」
その間に美嵜を助けなきゃなー(笑)
「美嵜、大丈夫か?」
「伊織いぃぃぃっ(泣)」
「よしよし、もぅ大丈夫だかんな!!」
「まじ怖がっだ(泣)」
「鼻水と涙がヤバいぞっ(笑)ほら、ちーんっ←」
「ズビーッ」
「すっきりした?」
「グスッ…うん、ありがと伊織!大好きだっ」
ぎゅむっ
「おわぁっ!美嵜ー危ない(笑)」
「ぁッ!ごめん…」
「大丈夫大丈夫♪んじゃぁご飯食おっか」
「うん!」
ふぅ…
やっとみんな揃ったな。
見ての通り俺の家族は手の施しようがない奴ばっかだ。
まぁ、美菟と俺は普通だけどな(笑)
お姉様は女王様だし(性格が)、美嵜は俺より年上なのにあり得ない程へたれてるし、美亞は甘えん坊で…あ、あとたまに性格が黒くなるし、ママンとパパンは…もぅ例外だな☆←
こんな家族の中、よくこんないい子に育ったよな…俺は…!←
そういうことを考えていたらお姉様に早く来いと脅されて、なんとか生きてご飯を食べることが出来ました☆(泣)
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