最期。

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ジージの状態はしばらくの間安定しており、悪くならず良くならず。そのような感じだった。しかし僕が学校からいつものように帰り、ばあちゃんに言われた。「ジージ癌になっちゃった。」癌かぁ。もうダメなのかな??ジージ大好きだよ。一人で部屋にこもりこっそり涙した。癌と宣告されてもジージは粘った。1年くらい頑張ってついに容態がわるくなり入院。忘れもしない。4月にナースステーションの隣の英語で書いてある病室にいた。また沢山の人と機械に囲まれていた。ジージはいくら歳をとってもたくさんジージのこと思ってくれる人いていーなぁって思った。そして札幌で仕事している姉と旭川で自衛隊をしている兄貴も帰ってきて久しぶりの7人集合だった。姉と兄貴に会えてうれしかったけどただひとつ病院っていうのが寂しかった。
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