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息もつかない程のキスをされ、
あたしはそれを拒みもせずに受け入れる。
慶の手は止まることなく、あっとゆう間にあたしの服を剥いでいき…
気付けば、下着だけの姿になってしまっていたが、不思議と、恥ずかしさはなかった…
「美憂……」
囁きあたしに触れたその時…
「痛っ…」
思わず声を出してしまった。
その瞬間、慶はあたしから離れ、部屋の電気をつける……
「やっぱり…」
そう言った慶の視線は、あたしの顔から外れていて…あたしは視線を落とし、そこを見た。
「あ……」
そこは黒ずみ、明らかに“何”があったのか、わかってしまうものだった…
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