~愛してる~

5/21
前へ
/253ページ
次へ
息もつかない程のキスをされ、 あたしはそれを拒みもせずに受け入れる。 慶の手は止まることなく、あっとゆう間にあたしの服を剥いでいき… 気付けば、下着だけの姿になってしまっていたが、不思議と、恥ずかしさはなかった… 「美憂……」 囁きあたしに触れたその時… 「痛っ…」 思わず声を出してしまった。 その瞬間、慶はあたしから離れ、部屋の電気をつける…… 「やっぱり…」 そう言った慶の視線は、あたしの顔から外れていて…あたしは視線を落とし、そこを見た。 「あ……」 そこは黒ずみ、明らかに“何”があったのか、わかってしまうものだった… *
/253ページ

最初のコメントを投稿しよう!

8595人が本棚に入れています
本棚に追加